OUR PLANTS
栽培植物
(全9種 ※2026年8月時点)
台風の通り道、石垣島の自然環境を、しなやかに生き抜く植物たち。
※加工前の素材としての販売は行っておりません。
タビビトノキ
科名:ゴクラクチョウ科
学名:Ravenala madagascariensis
タビビトノキは、食用や薬用として幅広く利用されてきた植物です。
食用としては、マダガスカル東部では、茎の芯を野菜として炒め物や煮物にし、他地域では、食欲不振の回復を図る民間療法にも用いられています。
また、水分源として、葉柄の付け根や苞にたまった水を旅人が喉を潤すために飲んだという伝承があり、「旅人の木」という名の由来の一つになっています。
薬用では、皮膚や傷の手当に利用されてきました。生葉の抽出物を傷口に塗布し、治りにくい傷の回復を図る用法が、アフリカの伝統薬のデータベースに記録されています。
当社では、独自の抽出方法により、国際オーガニック認証COSMOSに対応した、幅広いカテゴリーの化粧品に配合可能な多機能原料として提案しています。
1, マンゴー
科名:ウルシ科
学名:Mangifera indica
マンゴーは果物としてだけでなく、伝統的にいろいろな形で使われてきた植物です。
食用としては、熟度によって使い分けたとされています。また、伝統食文化として、祝祭やもてなしの果物という重要な食材のひとつとして扱われてきたようです。
外用としては、アーユルヴェーダの例があり、樹皮、花、葉、種子仁が収れん性を持つ素材として、傷などへの外用に伝統的に利用されてきました。
マンゴーの果皮や樹液への接触により、アレルギー性の皮膚炎を生じることがあるため、マンゴーやウルシ科植物にアレルギーのある方は注意が必要で、扱いには十分な安全性の確立が必要と考えています。
2, 島バナナ
科名:バショウ科
学名:Musa spp.
バナナ類は、熱帯地域では、熟した果実を生食するほか、未熟な果実を蒸す、焼く、煮るなどして、主食や料理の材料として利用される一方、葉や樹液、果皮などは傷や皮膚の手当に外用するなど、伝統的に利用されてきました。果肉に含まれる糖類、アミノ酸、ペクチンには保湿・皮膜形成作用、果皮に含まれるフェノール酸やフラボノイドには抗酸化作用があることが知られており、これらの作用を生かすことで、保湿・皮膜形成・抗酸化原料として、スキンケア、ヘアケア、メイクアップ製品など幅広いカテゴリーでの処方設計が可能です。
3, カンヒザクラ
科名:バラ科
学名:Prunus campanulata Maxim.
さくらは、花・葉・樹皮などのさまざまな部位が使用されてきました。主に食用として利用され、桜湯・桜茶・桜餅のほか、花や葉を漬け込んだ桜酒・桜リキュールなどがあります。桜の樹皮や花を湯に浸したものを肌荒れや咳などに用いた記録があり、桜は「鑑賞」だけでなく生活に取り入れられてきました。サクラ類の花や葉から得られるエキスは、ポリフェノールなどを含み、抗酸化原料や肌荒れ防止原料として利用されています。
カンヒザクラは、抗酸化活性が報告されていることから、当社では、新たなエイジングケア素材として開発を進めています。
4, ツバキ
科名:ツバキ科
学名:Camellia japonica
椿は日本の暮らしに長く関わってきた植物で、食用・外用のほか、灯火用などの生活用油として幅広く利用されてきました。
食用としては、種子から搾った椿油が食用油として利用され、乾燥させた花を健康茶として飲用していた地域もあります。
外用では、椿油が日本の伝統的なヘアオイルとして広く知られています。また伝統的な和漢薬の文献では、ツバキの油を収れん作用をもつ外用油として、傷の手当や、たこなど硬くなった皮膚のケアに用いた例が挙げられています。
ヘアケアはもちろんのこと、保湿系のスキンケアへの利用も推奨できます。
5, タビビトノキ
科名:ゴクラクチョウ科
学名:Ravenala madagascariensis
タビビトノキは、食用や薬用として幅広く利用されてきた植物です。
食用としては、マダガスカル東部では、茎の芯を野菜として炒め物や煮物にし、他地域では、食欲不振の回復を図る民間療法にも用いられています。
また、水分源として、葉柄の付け根や苞にたまった水を旅人が喉を潤すために飲んだという伝承があり、「旅人の木」という名の由来の一つになっています。
薬用では、皮膚や傷の手当に利用されてきました。生葉の抽出物を傷口に塗布し、治りにくい傷の回復を図る用法が、アフリカの伝統薬のデータベースに記録されています。
当社では、独自の抽出方法により、国際オーガニック認証COSMOSに対応した、幅広いカテゴリーの化粧品に配合可能な多機能原料として提案しています。
6, リュウキュウチク
科名:イネ科
学名:Pleioblastus linearis
リュウキュウチクは、名前の通り琉球の暮らしに深く結びついた竹です。
食用としては、春から初夏に出る山菜としての利用が主で、地域や近隣で消費されていますが、多くは生活素材として、密に茂る性質を生かして防風や目隠しの役割を果たしてきたようです。
外用としての明確な記述はありませんが、日本各地の竹類と同様の抗酸化作用に加え、Ⅰ型コラーゲンの産生を促進する作用が報告されています。肌のハリや弾力を保ち、シワやたるみを防ぐアンチエイジング原料として期待できます。
7, ラッキョウ(島らっきょう)
科名:ヒガンバナ科
学名:Allium chinense
島らっきょうは、昔から「食べてよし、身体にもよし」とされてきた食材で、平安時代に薬草として伝来したとも言われています。
食用以外の伝統的利用に関する公的な資料はほとんどありませんが、「民間療法的な食べ方」で体調を整える使い方が伝わっています。
島らっきょうにに含まれる成分には、コラーゲンおよびヒアルロン酸の産生を促進する作用が報告されていることから、肌のハリ・弾力・潤いを訴求できる原料といえます。
8, ハイビスカス
科名:アオイ科
学名:Hibiscus × rosa-sinensis
ハイビスカスは、種類によって伝統的な利用法が異なります。
ハイビスカスティーなどで有名な「ローゼル」と呼ばれる Hibiscus sabdariffa は、食用・薬用に広く利用されてきました。一方、ここで紹介する Hibiscus × rosa-sinensis
は、ローゼルのようなお茶や飲料としての利用は一般的ではなく、食用は一部の地域に限られています。
外用・薬用では、インド伝統医学や東南アジア、アフリカなどで、傷や炎症を起こした皮膚の手当、毛髪・頭皮のケアなどに利用されてきました。
花や葉に含まれる成分は、抗酸化作用や被膜形成作用などを有するため、乾燥や紫外線などの環境ダメージから肌や毛髪を守るアイテムに最適な原料です。
9, ゲットウ
科名:ショウガ科
学名:Alpinia zerumbet
ゲットウは、沖縄や奄美地方の暮らしに根づいた身近な植物で、食用では、葉が料理の香りづけや防腐・抗菌を目的として用いられ、食品を包む「天然のラップ」としても利用されてきました。また、かつては和漢薬として、健胃整腸、咳止め、虫刺されなどに用いられたとされ、外用では、葉や茎の煎じ液や精油が、水虫をはじめとする皮膚トラブルの手当に利用されてきました。
こうした伝統的な利用を背景に、現在では、ゲットウに含まれる成分の抗酸化作用や抗菌作用を生かし、化粧品や医薬部外品の原料として活用されています。